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誰かが持ってきた漫画本。
カイジ「地獄チンチロ」 作者:福本伸行

読む気もしないけど、パラパラとめくったら賽の絵が描いてある。
地獄の博打は「タブ」だって教えてやらなければw

「チンチロリン」や「451」は、自分がイイ目を出さなければ負ける。
丼に玩具の賽を投入するだけで、ツキが左右する幼稚な博打だ。

「タブ」は「読み」だけの勝負。
相手のツキと自分のツキ。
賽の流れを読む。

相手にツキが無ければ多く受け、逆ならスソで受ける。
(人数が多ければ「押さえ」で受けないようにする)

自分にツキが無ければスソで張り、ツキがあるなら多く張る。
(人数が多ければ「ス(黙って振る)」で勝負無しに出来る)

負けが込んできたら大きく張って振る。
目が無いんだから、子は大きく受ける。

目が無くても、賽の流れで「ナル」時があるので、その頃を見計らって「スソ」で受ける。
(人数が多ければ、「押さえ」で全く受けない。一人はスソで受けなければ、全員がスソの勝負になってしまう)

これで、入れば少しの張り(受け)にして、何ぼかカスる。
大きく取れば、次は小さく張ってブっても何ぼかカスる。

ほんまの目になれば、倍々で呼ぶ。

この読みと駆け引きの面白さ!

家屋敷・田畑を売り払った素人がどれだけ居るか。
ホシが付けられなくてエンコを飛ばしたヤクザがどれだけ居るか。

「タブ」こそ地獄のサイコロ賭博だ罠!

究極の博打「タブ」
http://www.geocities.jp/paioniya/bakuchi/bakuchi/tabu.html